■ Last Week in Crypto
1.Uniswap | Introducing Uniswap V3
Uniswapが、次のバージョンである v3 の内容を発表しました。5月5日にEthereum上で稼働し、5月中旬にOptimismでローンチされる予定です。
集中型流動性
今回のアップグレードの中心は、流動性プロバイダー(LP)が自由な価格帯で市場を作ることができるようになる点です。これは「集中型流動性(Concentrated Liquidity )」と名付けられています。
今までバージョンでは、流動性プロバイダー(LP)は価格帯の指定というのはできませんでした。実質的には、すべての価格帯(0 から無限大)で資金を待機させていることになり、取引される価格帯以外で待ち状態になっている部分の資産は、手数料を稼ぐことができずに眠っていることになります。
Uniswap v3では、LPはカスタム価格の範囲内で資本を配分することができます。例えば、あるLPは 1,800ドルから2,000ドルで取引されているETHにのみ流動性を提供することができ、市場がその価格範囲で取引されている限り、手数料を獲得できます。
これによって流動性供給者の資本効率をあげることができ、v2と比べて最大4000倍の資産効率になるとUniswapブログには記載されています。つまりLPは、取引が発生している価格帯に流動性を向けることができ、収益率が高くなるということを意味しています。ちなみにブログ記事では、以下のようにシミュレーションし、v2との比較をすることもできます。
UniswapのストラテジーリードであるTeo Leibowitz氏は、「同じ額の資本を投入してより多くの手数料を得ることも、節約した限界資本を使って他の戦略に投資することもできる」と説明しています。この変更により、Uniswapでのスリッページを減少させ、全体的な取引体験を向上させることにも繋がります。
また以下のアニメーションもわかりやすく説明しています。
資産効率
この集中型流動性で思ったのは、0x の「プロのマーケットメーカー」に頼るというアプローチに近づいていってるという点です。この資産効率の話題はDEXプロジェクトでは盛んに議論されていますが、結局AMM(自動マーケットメイカー式のDEX)で資産効率を良くするには、どれだけプロの人間マーケットメーカーに近づけることができるか、という勝負になっています。
DODO, Bancor, CoFiX等、オラクルを利用する手法がメインとなっていましたが、そこに今回の Uniswap v3のようにLPに価格帯を指定させる手法が加わりました。
スケーリング
またUniswapのスケーリングに関しては、5月中旬にOptimistic Rollupのレイヤー2を展開することを目標としています。これは、先日資金調達を発表したOptimism社が開発したもので、ガス料金を実質ゼロにすることを目的としています。
フレキシブルな手数料の体系
Uniswap v3のもう一つの特徴は、LPの新しい手数料体系です。これまでの一律0.3%ではなく、0.05%、0.3%、1% という3つの異なる手数料を選ぶことができます。
これにより、LPはペアのボラティリティに応じて手数料を調整することができます。例えば、変動の大きい資産のペアは、少し攻めて1%に設定し、リターンを高めるように設定することができます(0.05%など低い手数料の流動性に比べて、1%の自分の流動性が選ばれない可能性があるが、もし価格が大きく動いた場合に、自分の手数料のリターンが高まる、という意味です)。
つまり同じ流動性でも、その資産のボラティリティやリスクに応じて報酬が支払われることになります。
デメリット
Uniswap の v3 でも小さなデメリットもあります。流動性の提供がカスタマイズ可能になったことで、流動性に色が出てくることです。
つまりLPトークンが同士を互いに交換できなくなり、また稼いだ手数料が自動的にプールに再投資もされません。
そうはいっても、Uniswap以外のサードパーティが、ここを助けるコントラクトを作って達成できるとUniswap側はコメントしています。
コピー耐性、ライセンス
またUniswapは、オープンソースという性質上、誰もが公開されたコードを使って独自のバージョンを作ることができます。実際にSushiSwapはUniswapをコピーし、本家を脅かすほど大きくなりました。
今回の Uniswap v3 では、BSL 1.1というライセンス形態になっていて、完全にコピーされないように保護されます。2年後にはこのライセンスは失効する予定ですが、Uniswapのガバナンストークン保有者が、これらのライセンスを調整することができ、延長される可能性もあります。
またガバナンスに関して言えば、v3はコアチームによる最後のメジャーアップデートとなり、ここから先はコミュニティに主導権を渡すことになります。
Uniswapが配布するグラント(助成金)も多く発表されていて、先週書いたTallyなど含めて23のプロジェクトに対して、合計$750,000相当が配布されています。このグラントの第2段も控えています。
財源だけでいえばEthereum財団よりも大きくなったUniswapですが、コミュニティにより自走する公共インフラの性質が増していくと思います。
2.Zero knowledge proof-based blockchain network Mina goes live
Mina Protocol がメインネットで稼働しました。ゼロ知識証明(zero knowledge proof)を利用したプライバシー重視の軽量ブロックチェーンです。稼働した現在、Snappsと呼ばれる分散型アプリケーションを構築できるようになっています。
Mina上のアプリ(Snapps)は、zero knowledge SNARK(zk SNARK)を使うことで、ユーザーのプライバシーやデータの所有権を保つことができます(zk-SNARKとは、ユーザーがプライベートな情報を公開せずに答えを知っていることを証明することができる技術手法です)。
予定されている最初のアプリは、融資プロトコルのTeller Financeです。zk SNARKにより、Tellerのユーザーは、実際のクレジットスコアや社会保障番号を共有する必要がなくなります。そうしなくても、自分のクレジットスコアが必要な数値であることを証明することができるからです。ユーザーは自分の環境(ローカルマシン上)で証明(例えばクレジットが700を超えていることの証明)を作成し、その証明をリクエストした相手と共有する、という具合です。
またMinaは現在 Ethereum上でSNARKアプリを実現するために、Ethereum財団と共同で RFP(提案のリクエスト)を作成しています。これは開発の公募のようなもので、取り組みたい開発企業やチームが申し込むことができます。
調達とセール
またMinaは先週、CoinList上でのトークンセールを発表しました。4月13日に予定されていて、$18.75 M ドルが目標の金額になっています。
これまでに、Coinbase Ventures、Paradigm、Three Arrows Capital、Polychain、Naval Ravikantなどが投資していて、O(1) Labsによって2017年6月から開発が進められてきました。
3.Blockchain data provider Covalent raises $2 million to decentralize its platform
ブロックチェーンのデータプロバイダーの Covalent が、$2Mを調達しました。トークンによる調達で、Hashed Ventures、Coinbase Ventures、Binance Labs、Delphi Venturesなどが参加しています。
そして今後データクエリの分散ネットワークを立ち上げる予定です。2017年に設立されたCovalentは、Ethereum、Binance Smart Chain、Polkadot、Avalanche、Polygon(旧Matic)、Fantomの6つの異なるブロックチェーンのブロックチェーンデータを一箇所で提供しています。
また他のブロックチェーンのサポートも進めていて、Optimism、Moonbeam、Elrond、NEAR、xDAI、Compound Chainなどが予定されています。
さらにクライアントとして、ConsenSys、0x、Balancer、Reef Finance、Zerionなど100以上にサービスを提供しているそうです。
分散型クエリネットワークは、今年の後半に本稼働する予定で、数カ月後にはテストネットが稼働する予定になっています。CovalentのネイティブトークンであるCovalent Query Token(CQT)については、パブリックセールをしてから、今年の第2四半期にローンチする計画がされています。
4.StarkWare raises $75 million in Series B funding round led by Paradigm
Ethereum上での性能向上に取り組む StarkWare は、新たに$75Mを調達しました。
Paradigmがリードとなり、sequoia、Founders Fund、Panteraなどの以前からの投資家に加え、Three arrows や Alameda Researchなどの新しい投資家も参加しています。
StarkWareのスケーリング技術には以前から注目がされていました。特にStarkWareのCairoは、暗号技術を活用したサービスで、ネットワークのセキュリティを損なうことなく、計算作業の多くをオフチェーンに移すことで、トランザクションのスループットを向上させます。
現在は、分散型ZK-RollupであるStarkNetを段階的に展開しています。StarkNetを使うと、ZK-Rollupを使ってもアプリ同士が連携できるそうです。なので別のL2スケーリング手法である Optimistic-Rollup と同じ特性をもつことができます。
また、「まだ発表していないいくつかの有名なプロジェクト」と連携しているそうです。Ethereumのセキュリティを享受しながらスケールできるという利点から、すでにdYdXやImmutableが提携を発表しています。
5.Binance and CapBridge Financial sign MoU to Build Strategic STO Partnership | Binance Blog
Binanceは、シンガポールで規制準拠して運営されているプライベート市場プラットフォームCapBridgeと覚書を締結しました。STO(セキュリティトークンオファリング)を実施することを目指したパートナーシップのようです。
Binanceのプレスリリースでは、「パートナーシップの追加計画については、後日詳細を発表する予定」となっています。
6.What Is BitClout? The Social Media Experiment Sparking Controversy on Twitter
ブロックチェーン上のソーシャルメディア BitClout を、著名人やフォロワーの多い人が使い始め少し話題となりました。
創業者はBitCloutのことを
クリエーターが収益を上げるための革新的な方法、
広告に頼らない新しいビジネスモデルを得ることができる、
フォロワーを収益化する新しい方法
と説明しています。
BitCloutはアプリでもありますが、PoWの独自チェーン上で稼働しています。そこで人を表すソーシャルトークンを生成します。このサービス上でフォローなどのアクティビティをするためには、BTCLTというトークンを手に入れる必要があり、現状はBTCでBTCTを入手する必要があります。※現状はそれをBTCに戻すことはできません。
投資家には、Sequoia、Andreessen Horowitz、Social Capital、TQ Ventures、Coinbase Ventures、Winklevoss Capital、Arrington Capital、Polychain、Pantera、Digital Currency Group、Huobi、Variant などがあげられていて、もっとも著名な投資家たちから資金を集めていると言っても過言ではありませんが、現状の運営方法にいろいろと賛否両論とびかっているようです。
7.Crypto.com Launches NFT Platform With Content From Snoop Dogg, Lionel Ritchie and More
DeFi系のプロジェクトが、NFTに関連する機能やサービスを開始することが多くなってきました。
例えば Crypto.com は、NFTを売り買いするプラットフォームをローンチしました。招待制で、アーティストとデジタルアーティストのコラボレーションが行われます。F1のチームもNFTのコレクションを展示していて、今後他のスポーツチームやリーグが発表される予定になっています。
またAMMのプロジェクトである DODOもNFTの機能が加えることを発表しました。NFT VaultというコントラクトにNFTを預けることで、その所有権を表すERC20トークン(分割された所有権)を発行し、開始価格を設定でき、プールを作成できるようになっています。デモをみると、価格カーブも GUI で調整することができるようで、分割NFTに流動性をもたせるためのツールといえます。
またUSDCの発行元である Circle も、NFTのマーケットプレイスやベンダー向けの決済ソリューションを発表しました。プラットフォームが、クリプトだけでなく、クレジットカードによる支払いを受け付けることができるサービスになっています。今後数ヶ月の間にNFTカストディサービスなどの追加機能もリリースすると発表しています。
Nifty's というソーシャルメディアが発表されました。
メディア/ブランド/クリエイター側と、それらのコレクター/キュレーター/ファンを結びつける、NFTに特化したソーシャルメディアを開発しています。ユーザは、いろいろなところに散らばるNFTの作成、収集、発見、キュレーションすることができるそうで、今年の春の終わりには、正式にローンチされる予定になっています。
共同創業者のジェフ・マーシリオ氏で、元NBAのニューメディア担当SVPで、NBA Top Shotなどを取り組んでいた人です。またConsenSys社のDeFiプロダクトリードでMEMEの共同設立者も、Nifty'sの創業チームに参加しています。
投資家としては、マーク・キューバンや、0xb1、Draper Dragon、Joseph Lubinの新しいファンド、Tally Capital、Liberty City Ventures、Future Positiveなどが参加しています。
9.Ethereum-based interoperability project Connext raises $2.2 million in fresh funding
EthereumのL2相互運用プロジェクト『Connext』が、シード資金として$2.2 Mドルを調達しました。Polychain Capitalがリードし、1kxとHuobi Capitalが参加しています。
Connextは、レイヤー2を含めてEthereumのエコシステム内でのクロスチェーンのスワップを可能にするネットワークを構築しています。
例えば、L2チェーンであるArbitrum上に資金を持っていて、Optimism上のアプリケーションを使用したい場合、Connextを使うことで、「Arbitrum上に持っている資金を使ってOptimism上のコントラクトを直接呼び出す」ことができます。これによって、Arbitrumから出金するための待機期間やEthereum上でガス代を回避することができます。
各種L1/L2チェーンのブリッジに十分な流動性を集めることができれば、デファクトスタンダードになり得るルーティングレイヤーです。
Coinbaseのデータサイエンス・リスク担当ディレクターだったSoups Ranjan氏が、 ステルスモードだった Sardineという不正防止のスタートアップを発表しました。
Sardineは2020年2月から開発し、AI を用いて、アイデンティティ詐欺や支払い詐欺などの不正行為を検知します。ブラウザのフィンガープリント、モバイルデバイスの属性、トラフィック、ユーザー行動などを集約することで対応するそうで、すでにDharma、Moonpay、Unifimoney、Relay Financialなどが既存の顧客となっています。
さらに、シードラウンドで $4.6 Mを調達し、XYZ Ventures、Coinbase Ventures、Coinbaseの元VPであるDan Romero、WealthFrontの元CEO兼社長であるAdam Nashなどが参加しています。
今週・来週と、FeiやLiquityなどの新興ステーブルコインのローンチが迫っていますが、以下のようなツイートをしました。
このドルにペグしないステーブルコインが、クリプトネイティブには普及するかもしれません。
その中でも RAI については以前 Bspeak!でも書きましたが、創業者のインタビューのRAIの部分を抜粋して取り上げたいと思います。
創業者のAmeen Soleimani(以下AS)は、SpankChainやMolochDAOの共同創業者で、人として面白いので、他の部分もおすすめです。以下、Camila Russo(以下CR)によるインタビューです。
お金の神様の原点
CR: さて、RAIの話から始めたいと思いますが、これは本当に興味深く、エキサイティングな実験だと思います。でも、これが何なのか説明してもらえれば嬉しいです。先ほども言いましたが、RAIは、ETHだけをベースにしたステーブルコインです。それで最初に、なぜ純粋にETHだけをベースにしたステーブルコインを持つことが重要だと考えたのか、という話から始めたいと思います。
AS: RAIの始まりに話を戻します。私はこの技術に命を吹き込んでいるグループの一部に過ぎません。私は昨年、ETHDenverの周りに2月中旬にイライラしていました。MakerDAOが担保の多くを追加し始めていたので、彼らは多くの決定をしている、と。単一の担保であったときにDAIを高く評価していました。それはちょうどETHによってバックアップされていたとき、それはより複雑ではなかったし、可動部分の全体の多くはありませんでした。
そして、彼らが他のタイプの担保を導入すると、特にWBTCのようなカウンターパーティーリスクを導入する担保を導入すると、システムに「トラスト」の前提が導入されると思いました。私がDAIの保有者であれば、どこかのカストディアンや何かが原因で、WBTCが爆発するリスクの下流にいることになります。なので、主にDAIを保有したいと思っている人間としては、代わりになるようなものがあると便利で、Ethereumにとっても良いと思ったんです。それで、メタコインというブログ記事を公開しました。メタコインのブログ記事をEthereumの研究フォーラムに掲載したところ、多くの注目を集めました。そして、MakerDAOをどのようにするのか、自分のデザインを書きました。
私がやりたかったことの一部は、ガバナンスを最小化することで、金利などを決定するためのループから人間を排除しようとしています。ETHに支えられているというのはその一部であり、ガバナンスを最小限に抑えているというのは別の部分です。どちらも同じ考えの柱で、人間をループから外すことで社会的なスケーラビリティを実現しようとしているのです。人間のグループを信用する必要はありません。例えば、MKR保有者やFRBなどを信用する必要があります。そのためには信頼の前提をできるだけ排除する必要があります。
このメタコインのブログ記事を公開して、MakerDAOの元の共同創設者ニコライからフィードバックを得たんですが、彼は超天才です。このようにしてMakerDAOを作ろうと思っていました。元々は、2017年に発表したホワイトペーパーを見るとこんな感じです。でも、私はそれとは別のひねりも加えています。元々の投稿では、Makerがやっているのと同じように1ドルに固定することを提案していましたが、金利は委員会や投票で設定するのではなく、アルゴリズムのPIDコントローラで設定することになっています。それが何なのかはまた後で。それで、ニコライは、「yeah 私も同じような考えを持ってて、実際には米ドルに固定しなくても、これができるよ」という感じでした。私は、心が吹き飛ばされたような感じでした、もっと教えてくれ、と。彼が説明している事を理解した時、これを作らなければならないと思いました。
RAIのメカニズム
CR: 今、RAIは3.14ドルのような、任意の数字に固定されているのですね。
AS: ええ、RAIはそれ自体に固定されています。そして、どうやってそれ自体に固定されているのか、それが何を意味しているのか。RAIには2つの異なる価格があります。目標価格があります、これは償還価格とも呼ばれることもあります。そして、市場価格、つまり市場で取引されている価格があります。市場価格は市場次第で、私たちはそれに影響を与えることができますが、それを決定することはできません。
目標価格は最初は任意なものですが、我々はオタクなので、最初は3.14ドルを選びました。その時点から、RAIは3.14ドルに固定されますが、RAIが市場価格に影響を与えて、それらを収束させようとする方法は、実際には自分自身のペグを一方向または他方向に動かすということです。ターゲットレートと呼ばれる別の概念があります。ターゲットレートとは、ペグがどのくらいの速さで動いているか、このターゲット価格がどのくらいの速さでどちらかの方向に動いているかということです。そして、それが市場の参加者によって感じられるものは、金利です。FRBが金利を上げたり下げたりして行動に影響を与えるように、RAIも金利が市場参加者に影響を与えると自動的に更新され、収束に到達しようとします。
CR:わかりました。金利は償還率の反映または結果のようなもので、償還率はRAIが3.14ドルのペッグからどのくらい離れているかを示しているのですね。
AS: その通りです。ですから、今はバネのように機能しています。私たちは可能な限りシンプルな形のコントローラーを使用しています。つまり、RAIをペグから遠ざければ遠ざかるほど、新しい均衡状態になるまで、反対方向に速く引っ張られます。今、市場価格は3.2ドルとなっていますが、その結果、目標価格は下がっています。RAIが公開されてからの2週間で、3.14ドルから3.07ドルまで、3%ほどの動きがありました。
CR: そうですか、これは私が本当に理解できなかった部分ですね。ペグ自体も、永遠に3.14ドルではないような動きをしているのですね。
AS: 任意の出発点で、それを3.14ドルに結びつけるものは何もありません。
CR: わかりました。 でも、それってなんでステーブルコインなんですか?
AS: では、逆に質問をしますが、ドルは何に固定されていますか?
CR: わかりません。
AS: そうですね。何にも固定されていません、でしょう。みんなステーブルコインを考えるとき、安定性とはドルのことだと思っていて、ドルは安定している、それだけだと思っています。しかし、それは必ずしも真実ではありませんし、安定性の定義は他にもあるかもしれません。ドルはインフレ率を目標にしています。2%程度の低いインフレ率と完全雇用を目標にしています。消費者物価指数があります。人々は、チーズバーガーやトイレットペーパーなどのバスケットを買います。これらの物の価格が年間一定量上昇しない限り、インフレの面では安全です。お金を作るということは、実際に金利を設定することの下流にあるわけで、必ずしも一度にすべてのお金を作るわけではありません。しかし、そうですね、だからこそ彼らはこれらのことをしているのです。そして、私たちはそれが安定していると感じています。
しかし、基本的には、法定通貨の歴史は、ある時点までは安定していて、その後は安定していないことを教えてくれます。暴走するインフレに陥った場合は、もはや安定していません。そこで私たちは、クリプトネイティブの安定性を実験しています。私たちは、純粋にクリプト内で何かを安定させることができるかどうかを考えています。それを安定化させて、それ自体を参照することが、そのための方法として私たちがやっていることです。
質問の答えですが、今、RAIは実際には、RAIのための金融政策は、インフレーションを煽り、ハイパーインフレを煽っているようなものです。だから、今はRAIを保有するのに適した時期ではありません。金利が高いのは、人々がRAIの価格を値上げし続けているからです。そして、人々がRAIの価格を競り上げている理由は、彼らがETHとRAIに流動性を提供したいからです。彼らは私たちの報酬プログラムに参加したいからです。それに気付いたので、私たちはそれを行う人々のためにある程度の流動性インセンティブをリリースすることを公表しました。それで、彼らはRAIを保有するために発生するかもしれないコストに見合うだけの報酬が得られるという賭けをしているのです。しかし、他の皆のために、これに参加しないで RAI を保有したいと思うでしょうか?
CR: 意味がありません。
AS: そう意味がありません。だから、我々はシステムの立ち上げ期(ブートストラップ)という興味深い時期にいます。このようなシステムが機能するためには、バランスを崩したときにショートする人が必要です。プラス金利であれば、RAIを保有することが促されるのと同じように、ETHでレバレッジをかけるのは、借金がより高価になるからです。マイナス金利の場合は、RAIの価値が下がることが予想されるため、RAIを保有することは魅力的ではなく、負債が切り下げられているため、レバレッジをかけることは魅力的であることを意味します。それで…
CR:それは、今、人々がやるべきことですよね。しかし、流動性インセンティブプログラムのために、インセンティブが異常になっているために空売りをしていないということですね?
AS: そうです。私の予想では、もしすぐにすべてを止めてしまったら、市場がリバランスをとる間に短期的な痛みが生じるかもしれませんが、それは安定するでしょう。しかし同時に、市場の不均衡を作り出すために人々に助成金を出しているので、ショートがシステムを適切に戻したり戻したりするアービトラージの方法を学ぶ機会を作っているのです。私たちがこのようなことをしていて、ショートを訓練しているのは良いことだと思います。高くなったらアービトラージして、安くなったら押し目買いする人を見ます。そして…
CR:ああ、いいですね。それでうまくいっているんですか?
AS: それは私たちが期待していたもので、今のところはそうです。このようなシステムを立ち上げるには時間がかかります。多くの流動性を集めたことで、我々の予想を少し上回りました。現在、Reflexerには約2億5000万ドルのEther預金があり、約1億ドルのローンがあります。存在するRAIのほとんどは、Uniswap上のLPにプールされています。
CR:わかりました。それはローンチしてから数週間後のことですね。今は34 millionのRAIが発行されてますね?つまり...
AS: 34 millionに3ドルをかけて…
世界的な準備資産としてのフィアット通貨
CR:時価総額がでますね。そうですね。現在のDAIは30億ドルに達していますが、これを発表した後のポストでは、これが世界的な準備資産になるという大きな野望を持っていましたね。ここから先、何が必要なのでしょうか?どのように進展していくとお考えですか?まず、DeFiとEthereumのエコシステムに勝つ必要がありますが、その後、世界に向けて拡大していく必要があります。
AS: 野心的なものと同じように、ほぼ絶望的なものです。でも、良い面もあるので、とにかくやってみる価値はあります。もし、それがうまくいけば、全くおかしなくらいに素晴らしいことになるからです。私はMakerDAOのCTOをフォローするまで、トリフィンのジレンマについてブログで少し触れたことはありましたが、実際にはそれが何なのか知りませんでした。私の投稿では、MakerDAOの元CTOであるAndy Milenius氏がMakerDAOのプレゼンの中でトリフィンのジレンマについて語っていたことを指摘しました。それは、基本的には、通貨システム全体が抱えているこの問題のようなもので、ある国の借金を使うことにしてしまったからです。私たちの通貨はすべて借金に裏打ちされています。なぜなら私たちはもう金で裏打ちしていないからです。
そして、ジレンマは、ほとんどの国が中央銀行の政策を考えるとき、国内のためだけに考えているということです。自分たちの経済に役立つだけのお金を印刷する必要があるのです。しかし、世界の基軸通貨である以上、世界のために十分な量のお金を印刷しなければなりません。それは、潜在的に、あなたの経済に悪影響を及ぼします。なぜなら、あなたは、未払いのドルを持っていて、このような借金を作ってしまったからです。これは、最初は経済に打撃を与えます。ある意味では、経済の競争力を低下させることにもなります。なぜなら、為替レートでは、他のどこかでもっと安いものを手に入れることができるので、そのためにアメリカには行かないからです。
中国の中央銀行総裁のアンディは、このことを指摘しました。彼は、2009年に、他のことをやってみるべきだと言いました。彼は、このシステムは好況と不況をもたらす、というようなことを言っていました。私たちは好況と破綻を生み出すことを意図していないかもしれませんが、それはシステムの特徴であることは間違いありません。できれば、一国の借金ではない基軸通貨を作ることで、国際通貨改革を目指すべきだ、と言っていました。彼の計画では、国際通貨基金を使って、特別引出権にさらに多くの資金を追加することを計画していました。
それは素晴らしいことだと思いますが、何もなしえませんでした。SDRが存在していた10年間で、2000億ドルから3000億ドルになりました。ビットコインが存在していた10年間で、ちょうど同じ時期に発表され、2009年頃に発表され、ホワイトペーパーも少し前に発表されました。世界中の人々が集まって、未来をどうしたいかを決めるために、世界的なネットワークの草の根の連合には、言うべきことがあると思います。
世界的な準備資産
RAIのようなものの目標は、5年後、10年後には、Ethereumが世界のコンピュータになって、CBDCや中央銀行のデジタル通貨チェーンを決済するようなものです。クリプトキティから世界のインフラになって、イーサの上に安定性ウィジェットを置くことで、安定した準備資産の需要を満たすことができるようになりました。それが大きな目標で、どうやってそこに到達するかということです。
具体的にいえば、DeFiのために動作し、仲間のオタクの友人のためにそれを動作させるようなもので、段階を経て、経済圏を作り上げ、どのようにロング、ショート、ペグ維持が動作するかを人々に教えるということです。
しかし、私たちはできる限り多くのプラットフォームと水平統合し、RAI、RAIを借りるRAI、RAIを貸すRAIのためのより多くのユースケースを作成しようとしています。今は、例えば、ETHでミントしなければならないので、ETHに対してしかショートできません。しかしもしあなたがそれをCompoundやAaveやクリームや他の貸し出しプラットフォームで持っていれば、ユーザはDAIや他の資産に対してそれを借りることができます。そうすれば市場での取引方法の選択肢が広がります。市場の参加者が多様であればあるほど、均衡はより強くなります。誰もが一方に傾く可能性は低くなりますし、誰もが同時に他方に傾く可能性も高くなります。
私たちはその部分に到達したようなもので、5年後には疑問符の束のようなもので、その後どうなるか見てみましょう。しかし、希望は、すべての中央銀行家が実際に注意を払っていることです。RAIを発表したブログ記事の中で、私はセントルイス連邦準備銀行を指摘しましたが、セントルイス連邦準備銀行は独自のDeFi報告書を発表しました。それは非常に徹底していました。彼らはレポートの中で31回もDAI、MakerDAOに言及していて、私はびっくりしました。彼らは本当に注意を払っているんだな、と思いました。これらが機能するようにすれば、中央銀行たちをインスパイアするかもしれないけど、彼らにこんな実験はできない。イーサリアムではみんなそんな実験が好きなんだ。もしうまくいけば、中央銀行はそこから学び、それを利用するようになるかもしれません。
MakerDAOとの対比
CR: わかりました。 それで、ちょっとした質問なのですが、素晴らしい大きなビジョンを持っていますが、潜在的にはDAIでRAIを借りることができるとおっしゃっていましたが、それはRAIを作る理由に反するのではないでしょうか?DAIがすでにUSDCやWBTCに依存している場合、100%ではないクリプトネイティブの担保を除外したいと思いますか?
AS: 注意したいのは、DAIに対してRAIを借りると言っても、DAIをRAIの担保に含めるという話ではないということです。つまり、すでにDAIを担保にした貸し出しをサポートしているAaveやCompoundのような他のプラットフォームでは、RAIを貸し借りの場所としてリストアップすることで、そのプラットフォームで始まるDAIを担保にしたポジションを持つことができます。私たちは永遠に純粋なETHのみを維持するつもりです。
CR: わかりました。 他のタイプの担保を追加せず、たとえそれが100%クリプトであっても、他のようなものはないと…
AS: ETH以外にクリプトではないでしょう。ETHはプログラム可能な唯一のものです。私はすでにEthereumを使っているので、アプリでETHを使うことで追加のリスクを導入していません。イーサリアムがダメならイーサリアムが、イーサリアムがダメならイーサリアムが…でもUSDCを追加したら、Centreがシャットダウンする心配があります。そして、彼らはお金のために良いだけで、その後のDAIのようなまあ、Makerホルダーは何かを台無しにしたのでしょうか?あるいは、Ethereum上で使用できる他の資産は、ある種の信頼の前提が導入されています。
CR: なるほど。RAIについての最後の質問ですが、DAIやMakerDAOが様々な種類の担保を追加した理由は、これをスケールアップするためです。彼らは、DAIが数十億、数十億の価値にスケールするにはETHだけでは十分ではないと想定しています。それを解決するために、ETHは基本的にはそれだけ大きな可能性を秘めていると仮定しているのでしょうか?
AS: はい。Makerの価値の約半分はまだETHだと思います。他の担保のすべてのタイプのために、すべての会話のために、おそらくそれは彼らを助けた2回、おそらく彼らがさらに担保を追加するときまでに、Etherもスケールアップして、それはまだ半分です。しかし、それは彼らが将来に対してヘッジすることができます。ETHが完全にスケールアップしない場合、DAIの需要を満たすために。また、担保の種類の間で裁定取引を行うことができるので、担保の他の種類も必要です。
MakerDAOにとって、1ドルペッグを持つことの基本的な課題の1つは、マイナス金利を持つことができないということです。DSR、DAI貯蓄率、安定性手数料があり、CDPを持つ人やVaultを持つ人がETHを預けてDAIを借りるときには、2、3、4%のパーセンテージを払って借ります。そして、DAI保有者は、DAIをロックしておけば、そこから報酬を受け取ることができます。今はやっていないと思いますが、去年は少しやっていました。
MakerがDAIの価格を上げる方法は、1ドルペッグが0.95などを下回った場合、金利を上げることができます。金利が上がればDAIの借り入れは魅力的ではなくなるので、持っている人は市場で購入して、借金を返済して移動します。そして、市場で買うことがインセンティブになり、それが購入するDAIの価格をドルに戻すのに役立ちます。
彼らは逆方向に同様のことをすることができません。なぜなら、彼らは全てのDAI保有者に請求し、全てのDAI借り手に支払うことができないからです。なぜなら、もし彼らがあなたのDAIとあなたの財布を減少させる良い方法を持っていないならば、彼らはペッグを維持しているので、彼らはRAIがするようなことができないからです。だから切り下げはできない。
裁定取引の機会を提供するために、複数の種類の担保を必要としなくても済むようになります。例えば、例えば、インスタアプリのSamyakは、 USDCをトリプルレバレッジするような、とんでもないことをしました。だから、彼はDAIにUSDCの束を置き、それに対してDAIの束を借りて、その後、より多くのUSDCロックアップのためにすべてのDAIを販売し、より多くのDAIを取得し、その全体のループを行います。そして、この他のタイプの担保を使ってDAIを空売りしているようなもので、それによって彼は造幣活動をすることができます。私たちはそれを行うことはできません。しかし、私たちができることは、マイナス金利があると言うことです。そして、それは市場参加者が修正するために影響を与えるべきです。
RAIの必要な成長痛
CR: ええ。実際にどのように機能するかは未定だと思います。例えば、通貨を切り下げて、人々にそれを支払い手段として受け入れてもらうことができるという事実。例えばRAIで給料を払うというのは、DeFiにかなり浸透する必要があると思います。自分の給料がドルベースで動くことを受け入れるのと同じように、エコシステムの不可欠な部分のようなものでなければならないと思います。
AS: 同感です。このようなマイナス金利が永遠に続くとは思っていません。これはRAIの恒久的な機能のようなものではありません。これは、スタートアップの段階です。ブートストラップ段階から抜け出した後は、別の均衡を期待しています。私は楽観的に考えていますが、一旦、これらのインセンティブが完了し、ブートストラップ段階が終了すれば、RAIが米ドルに対してわずかにプラスの金利を持つような均衡に到達すると思います。
RAIがドルに対してマイナス金利になるということは、RAIがドルよりも早くインフレしているということです。そうですよね?だから、ドルのインフレは…2%の金利をつけたいと言っても-70%になってしまいます。しかし、それは、自助努力の段階の特徴です。それが終われば、RAIがより安定し、ドルに対してプラスの金利を持つようになるかもしれないと期待しています。
RAIはどうやってそこに到達するのか?と聞かれましたが、RAIはあまり何もしなくてもいいのかもしれません。これはEthereumの著名なプロジェクトの多くに見られる特徴で、世界が追いつくのに十分な時間をかけて存在し、その後大きくなっていくのです。今後5年の間に安定した動きが出てきて、インフレが進み、インフレ率が上昇して、RAIがプラスの金利を得て、競争力を持つようになる可能性があります。そうですよね?そうすると、「これを持っていよう、これで取引しよう、これで借金を清算しよう」というような価値観が定着してくるかもしれません。
非常に良い点です。私たちは注意していますが、「ああ、RAI、それはただのマイナス金利トークンだけど、私たちはただのショート取引をしているだけだ」というようなことにはなりたくないからです。
CR: そうですね。リフレクサー・トークンについて詳しく教えてください。また、いつ頃発行されるのでしょうか?
AS: はい。FLXトークン、流動性マイニングとトークン配布を発表しました。いつ出るのかはまだ確定していませんが、近いうちに出したいと思っています。ただ、正確な日にちは教えたくないですね。そして、正式な流動性マイニングプログラムが開始されます。今のところ、それは遡及的なものです。この2週間で流動性を提供してくれた全てのLPのために、このプログラムは、正確な日付は忘れましたが、Reflexer FLXのアナウンスメントを見て、その情報を得ることができます。
CR:そうですか。これは面白いです。だから、どのように展開していくのかに興味があります。
AS: オタクのスナイプみたいなものですね。私はソフトウェア工学に入る前に化学工学を勉強していたので、ほとんどのコンピュータ科学者は制御理論にはあまり興味がありません。ほとんどのコンピュータ科学者は制御理論には興味を持ちませんが、工業や化学のように、その種のエンジニアは、すべてのシステム、ほとんどすべてのシステムが安定していることに気づいています。これらは全て制御システムです。我々は、お金を安定させるために、これらの制御システムで学んだ事を使います。
実際に見てみると、2012年の論文があります。誰かが、中央銀行の様々な種類の政策を調べました。政策には様々なタイプの条件があります。政策には、あるべき場所とあるべき場所の間の現在の時代、あるべき場所とあるべき場所の間の歴史的な時代、そしてあるべき場所への移動速度である期待される時代に関連した条件があります。
ですから、これらは実際にはPID制御に正確に対応しています。PIDはProportional Integral Derivativeの略です。比例とは、あるべき場所とあるべき場所との間の現在の差は何か、というようなものです。積分は過去の差です。そして、微分とは、その差の変化率は何かということで、我々が望む変化率をベースにしています。実際、中央銀行家は、これらのシステムを管理するために 制御理論を使って、推測とチェックをしてきました。私たちが言いたいのは、人間を意思決定のループに入れておくことで、実際にはアルゴリズムを独力で走らせた場合よりも、より不安定性を生み出している可能性があるということです。
CR: 可能性はありますね。そうですね。
AS: アルゴリズムに任せてみたらどうでしょうか。何が起こるか見てみましょうか?それがRAIのインスピレーションであり、何が起こるかを見てみたいと思っています。
アンガバナンス
CR: 待って、人間を排除したいなら、ガバナンストークンの意味は?アンガバメントって言うのはわかるけど、持っている意味ってなんだろう?
AS: ああ、とても良い質問ですね。私たちがフォークオフしたMakerでは、トークンは2つの異なる用途を持っています。1つはすべてを決定するためのガバナンスの部分。もう一つは、システムの最後の貸し手としての役割です。何らかの理由でシステムが破綻して 資本不足に陥り 資産を上回る負債を抱えた場合 システムは自動的に MKRの印刷を開始します。それはオークションで 競売にかけられます。そしてそのDAIはシステム全体を健全化するために使われます。MKR保有者は何かあった時の最後の防衛線のようなものです 。
その部分をFLXに残しておくことが重要なのです。私たちはそれをアン・ガバナンスと呼んでいます。なぜそう呼ぶかというと、我々のビジョンに賛同してくれる人を見つけようとしているからです。担保の提案や金利などの 意思決定をしたい人を 集めようとしているのではなく、ガバナンスを解くには技術が必要です。どの順番でレバーを外したらいいのか、何を知る必要があるのか、どのくらいのデータを集めればいいのか、人間の介入を最小限にしても しばらくは継続できると確信するために。
Ethereumの発行が最低限の実行可能性を持っているのと同じように、私たちも最低限の実行可能性を持ったガバナンスを目指しています。そうですね。ガバナンスを排除したいのですが、それは簡単ではありません。それを手助けしてくれる人を見つけたいです。
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