■ This Week in Crypto
1.Doppler is the Future of Onchain Markets
Dopplerを開発するWhestoneが、$1.3Mドルのプレシード資金を調達しました。Variant、Uniswap Venturesなどが参加しています。
Dopplerは、先週Unichainでローンチされました。トークン作成をより良く安全にして、プロジェクトのトークンによる資金調達や取引のためのプラットフォームを目指しています。
(もっというと、Uniswap v4の流動性ブートストラップのためのプロトコルといえます。トークン作成側はUniswap v4を使ったオンチェーンのオークションを作ることができ、初期価格設定のコストを最小限にして、より正確な流動性を提供することができます。)
またDoppler上をつかった最初のアプリ「Pure」もローンチしています。以下のように、Unichain上でトークン作成やスワップ、検索を簡単できるインターフェースになっています。
2.Legend Secures $15M in Funding to Bring DeFi Mainstream
モバイルファーストのDeFiプラットフォームLegendが、$15Mドルのシード調達を発表しました。a16z cryptoがリードし、Coinbase Venturesが参加しています。
Legendは、DeFiのUXをよくして、新しいユーザーをオンボードすることを目標としています。
従来のウォレットと違って、スマートコントラクトのウォレットをネイティブに組み込んで、ユーザは直接DeFiプロトコルでの運用、レンディング、取引ができます。特にBaseを使うことを優先して、低コスト・高速取引をできるようにします。
全世界で約6億人が仮想通貨を保有していると推定されていますが、そのうち実際にオンチェーン取引をしているのはその 5-10%ほどとされています。このギャップを埋めることが、Legendの狙いです。
ウェイトリストには400,000人以上が登録していて、今月からベータ版の招待を開始し、年内にはApp Storeでの一般公開を予定しています。
3.Mechanism Capital leads $4 million seed round for web3 development studio Mirai Labs
Web3開発スタジオMirai Labsは、$4Mドルのシード資金を調達しました。Mechanism Capitalがリードしています。
Mirai Labsは、AIエージェントを活用してクリプト関連のタスクを実行するプロダクト「Partnr」を開発中で、ユーザーのニーズを学習してウォレット管理などを自動化するなどの機能があります。
また「Partnr Chat」を通じてAIエージェントとユーザーをつなげたり、「Partnr Vaults」によってオンチェーンの取引が実行できるようになります。
4.Framework Ventures leads $20 million Series A for stablecoin firm Plasma
Plasmaは、シリーズAで$20Mドルを調達しました。Framework Venturesがリードしています。
USDTに特化したブロックチェーンを開発中です。EVM互換のビットコインサイドチェーンになっていて、ゼロ手数料のUSDT送金を実現する計画です。
DeFi.appは、$4Mドルを調達しました。Mechanism CapitalなどのVCや、エンジェル投資プラットフォーム「Echo」での調達になっています。
DeFi.appはDeFiを簡単にすることを目的としたプラットフォームです。「ガスなし」のクロスチェーンスワップや自己管理型ウォレット、銀行振込やカードによるクリプト購入を提供していて、将来的には、perpやレンディングなどを追加する予定になっています。
トークン「HOME」は、Q2にローンチ予定で、大部分がコミュニティに割り当てられ、ポイントベースのトレーディングトーナメントも開始する予定そうです。
6.NFT brand Doodles to launch Solana-based token called DOOD
NFTブランドのDoodlesは、Solanaベースのトークン「DOOD」をローンチする発表をしました。30%がDoodlesコミュニティ、25%がエコシステムファンドに割り当てられます。
将来的にはこのトークンをBaseへブリッジする計画になっています。
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