■ This Week in Crypto
1.Story Protocol-based AI startup Sekai raises $3 million in seed round led by Hashed
Story Protocol上のプロジェクト「Sekai」が、$3.1Mドルを調達しました。
Hashedがリードし、a16z CSX、Azuki、Orange DAO、Zypsyが参加しています。
Sekaiは、Story Protocol上のソーシャルストーリーテリングのプラットフォームです。生成AIを使って、ユーザーは短編コミックを作ることができます。同時に、クリエイターが自身のIPや派生作品を所有できる仕組みになっていて、キャラクターや物語がリミックスされれば、クリエイターが直接その価値をうけることができるそうです。
現在ベータ版が公開されていて試すことができます。
2.Suilend Raises $6M Led by Robot Ventures to Expand Sui's DeFi Suite
Suilendは、$6Mドルを調達しました。Robot Venturesがリードし、Delphi Ventures、BigBrain VC、Figment Capitalなどが参加しています。
Suilendは3月にローンチされてから、$450MドルのTVLを達成して、LST即時アンステーキングする「SpringSui」は、$185MドルのTVLとなっています。次は「Steamm」というAMMをリリース予定です。
また12月にはSENDトークンがローンチされ、40%がコミュニティに配布される予定です。
3.Fiamma Raises $4 Million in Oversubscribed Seed Round to Transform Bitcoin's Programmability
Fiammaは、$4Mドルのシードラウンドを発表しました。Faction VCとIterative Venturesがリードしています。Fiammaは以下の2つを開発しています。
Fiamma Bridge:BitVM2を活用したBitcoinブリッジ
Fiamma Layer:BitVM2を基盤とするZK検証レイヤーで、Babylonによるビットコインの経済的セキュリティと組み合わせることで、ビットコイン上のZKロールアップなどに利用できる
BitcoinをステーブルコインやDeFiなどのユースケースで利用できるようにすることが目標になっています。
4.Crypto-AI startup GAIB raises $5 million in pre-seed funding
暗号AIスタートアップGAIBが、Hack VC、Faction VC、Hashedなどから$5Mドルのプレシード資金を調達しました。
GAIBのプラットフォームは、AIモデルのトレーニングや実行に必要なGPU(計算リソース)のアクセスを簡単にすることを目指しています。
AIクラウド企業がGPUをトークン化し、投資家はそれを購入することができます。このトークンから利回りや報酬を得たり、レンディングやGPU担保型ステーブルコインなどいろいろなDeFiで使用することができるようになります。
2か月以内にアルファプロダクトのリリースを予定していて、GAIBトークンもその後にローンチされる予定です。
5.Scrypted Raises $1.5M to Build Decentralized AI Agents & the Inori Network for Web4
Scryptedは、$1.5Mドルのプレシード資金調達を完了しました。Palm Tree Crew Cryptoがリードして、a16z crypto CSXからも支援をうけています。
AIエージェントを分散化するInori Networkを開発しています。BitVM2と、新しい合意形成プロトコルを使って、AIエージェントが計算、ストレージ、通信、金融を自律的に管理するネットワークとなる予定です。
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