■ This Week in Crypto
ステーブルコイン企業のCapが、Franklin Templeton、Susquehanna、Triton Capitalなどからシードラウンドで$11Mドルを調達しました。
MegaETH上でつくられているステーブルコインのプロジェクトです。ほかのステーブルコインと違って、Capのステーブルコインは市場金利に応じて利子を得ることができます。
また借り手に保険に入ることを義務づけ、万が一デフォルトが発生しても、ユーザーが必ず全額・期限内に返済を受けられるようにします。
利率は市場によって変動し、ユーザーが得る利回りの10%が、Capの手数料になります。
2.Restaurant star Ben Leventhal raises another $50 million for crypto dining app Blackbird
レストラン業界のベテランBen Leventhal⽒が創業したクリプト飲⾷アプリ「Blackbird」がシリーズBラウンドで$50Mドルを調達しました。
Spark Capitalがリードし、Coinbase、a16z crypto、Union Square Ventures、Amex Venturesが参加しています。
Blackbirdは、ロイヤルティと決済機能をもつアプリで、提携レストランにいくと、$FLYの報酬をもらうことができます。そして$FLYをつかって、提携している600以上のレストランで⾷事代につかうことができます。
また独⾃チェーン「Flynet」もBase上のL3としてリリースしています。
今回新たなロイヤルティプログラムも発表されていて、よく利⽤するユーザーは、優先予約、限定メニュー、特別イベントへの招待などの特典を受けられるようになります。
また⼀定量の$FLYを保有すると、ロイヤルティプログラムへの参加を早めることができるようにするそうです。
3.Meanwhile raises $40M to expand Bitcoin life insurance
Bitcoin建ての生命保険や年金商品をつくっているMeanwhileが、シリーズAで$40Mドルを調達しました。FrameworkとFulgur Venturesがリードしています。
前にニュースレターで触れたことがありますが、前回のラウンドでは、OpenAI の Sam Altman氏などをリードに$19Mを調達しています。
最初のプロダクトは「Bitcoin建て終身保険」をつくっていて、保険料の支払いも、払い出しも、BTC建ての保険になっています。また税制上の優遇措置があったり、必要時に流動性にアクセスする(売ったり引き出したりする)ことができます。
バミューダ金融庁の規制のもとで運営されています。
4.Sats Terminal raises $1.7M to simplify and scale Bitcoin DeFi
BitcoinのDeFiアグリゲーション「Sats Terminal」が、$1.7Mドルのプレシード資金を調達しました。リード投資家はCoinbase VenturesとDraper Associatesで、Draper Dragon、BitcoinFi Accelerator、UTXO Managementなども参加しています。
Bitcoinのメインネット上で直接つかえるDEX、ブリッジ、イールドアグリゲーションなどをつくっています。
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