Googleトレンドと予測市場の組み合わせ
#421 Bspeak! 2026年1月19日号
今週のひとこと
■ This Week in Crypto
量子コンピュータ時代に備えて、ネットワークを守るツールを開発している「Project Eleven」が、シリーズAで$20Mドルを調達しました。
Castle Island Venturesがリードし、Coinbase Venturesなどが参加しています。
以前にも書いたことがありますが、Project Elevenは、Bitcoinなどのネットワークが、量子コンピューター時代に対応できるようにするツールを開発しています。
すでに提供中のプロダクト「Yellowpages」は、Bitcoin保有者が量子耐性のある鍵を生成できるもので、将来に備えることができます。
またSolana財団と連携し、Solanaの量子耐性の計画も進めています。
ビジネスモデルとしては、プロトコルのグラントやコンサル手数料のようですが、トークンのローンチする可能性もあるそうです。
2.Paradigm leads $7.1 million seed round for attention market Noise ahead of Base mainnet launch
ソーシャルメディア上の注目度を予測する「アテンション・マーケット」を開発するNoiseが、Paradigmリードで$7.1Mドルのシード資金を調達しました。Figment CapitalやAnagram、KaitoAI、GSRなども参加しています。
Noiseは、Google Trendsと予測市場を組み合わせたようなもので、「ソーシャルメディアで今注目されているトピックが今後も注目され続けるか」に賭けるプラットフォームをつくっています。
2025年5月にβ版がローンチされ、今後Base上で一般公開される予定です。
3.YZi Labs invests ‘multi-8-figure’ in Genius Trading, with CZ joining as advisor
Binanceの投資アームYZi Labsが、Geniusに投資し、CZがアドバイザーとして参加しました。投資額は少なくとも$10Mドルとみられています。
Geniusは、プライバシー重視のDeFi取引プラットフォームで、Binanceのオンチェーン版を目指しています。
スポット、パーペチュアルなどがあり、ブリッジやウォレット切り替え不要で、10以上のチェーンの流動性にアクセスできるようになるそう。
プライバシーについては、何百ものウォレットに分割することで大口取引の追跡を難しくするプロトコルで、2026年Q2に公開予定です。
4.SG crypto startup Veera raises $10m
シンガポール拠点のクリプト系フィンテックスタートアップVeeraが、プレシードおよびシードラウンドで合計$10Mドルを調達しました。
出資者にはSigma Capital、CMCC Titan Fund、6th Man Venturesなどが含まれています。
Veeraは2025年1月にモバイルウォレットをローンチし、すでに200万件以上のダウンロードと22万人の月間アクティブユーザーを獲得しています。最近は物理カードのウェイトリストも開始しています。
5.Meld raises $7 million to integrate stablecoin networks, build the ‘Visa for crypto’
ステーブルコインネットワーク「Meld」が、$7Mドルを調達しました。
Lightspeed Factionがリードしています。
Meldは、複数のステーブルコインやブロックチェーンをつなぐクリプト版Visaのようなネットワークを開発しています。
すでにYellow Card(南アフリカ)やOnmeta(インド)など50以上のプロバイダーと連携していて、企業や個人は、ステーブルコインやBTC、ETHなどを送金・決済することができます。
競合としてはStripeやBridgeが挙げられますが、Meldはよりグローバルに展開しています。収益は取引手数料から得ています。
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