■ This Week in Crypto
1.Introducing Farworld Labs — The Farcaster Gaming Platform
Farworld Labsが、$1.75Mドルを調達しました。LemniscapとVariantがリードし、CoinbaseのBase Ecosystem Fundも参加しています。
Farworld Labsは、「ソーシャル×オンチェーン×ゲーム」のプロジェクトで、具体的にはFarcasterを利用したゲームプロジェクトです。
Facebook上のゲームを開発して大きくなったZyngaという会社がありますが、それのFarcaster版のようなイメージです。
ユーザーがWarpcast(Farcasterクライアント)で直接ゲームをプレイできるようにする仕組みを特徴としています。
たとえば「Farworld」というオンチェーン・モンスター育成ゲームは、すべてWarpcast上でプレイでき、Frameからモンスターを育成したり、対戦することができます。
最初の3ヶ月で、8回のNFTドロップをし、$500,000ドル以上の収益を上げています。
2.Modular blockchain Particle Network raises $15 million in token round
チェーン抽象化に特化したモジュラー型ブロックチェーンParticle Networkが$15Mドルを調達しました。
Spartan と Gumi Cryptos Capitalがリードし、HashKey Capitalなどが参加しています。
Particle Networkは、チェーン抽象化のためのL1ブロックチェーンです。Cosmos SDKをつかってつくられています。
ユニバーサルアカウントという仕組みを導入して、ユーザーはどのチェーンでもトークンを使うことができ、ガス代を払うことができます。
メインネットは今年のQ3に予定されていて、ParticleのトークンであるPARTIもメインネットと同時にローンチされる予定になっています。
3.Solana Layer 2 Sonic raises funds at $100 million token valuation
ゲームに特化したSolanaのL2のSonicが$12Mドルを調達しました。
Bitkraft Venturesがリードし、Galaxy Interactive、Big Brain Holdingsなどが参加しています。
Sonicは、ゲーム開発者がSolanaの高性能なメリットを享受しつつ、カスタマイズしたL2を作ることができます。
実行はSVM(Solana VM)ですが、EVMコードを処理するインタプリタも作っているらしく、EVMゲームチェーンの流動性をまとめることも目指しています。
Sonicは今devnetの段階で、5つのゲームスタジオがSonicを使ってゲームを開発しているそうです。
まもなくインセンティブ付きのテストネットキャンペーンが開始される予定で、ユーザーはトランザクションを送信したり、ゲームをプレイしたり、ポイントを得ることができます。
そして独自トークンは、Q3にローンチされる予定です。
4.Memecoin leverage trading protocol Wasabi raises $3 million led by Electric Capital
memecoinとNFTのレバレッジ取引プロトコルであるWasabiが、$3Mドルを調達しました。Electric Capitalがリードしています。
WasabiはDeFiプロトコルで、ユーザーはmemecoinsやNFTのような流動性の少ないロングテール資産をレバレッジ取引することができます。
EthereumとBlast上に対応していますが、Blast上のほうが利用されているそうです。
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