予測市場に特化したDeFiレイヤー

Dec 07, 2025

Gondorは、予測市場に特化したDeFiレイヤーを開発するために$2.5Mドルを調達しました。Maven11などが参加しています。

Polymarketのポジションを担保にして資金を借りたり、最大2倍のレバレッジで取引できる新しいプロトコルを、今週ローンチする予定です。

今後はクロスマージン機能で4〜5倍のレバレッジも提供する計画です。

Ostiumが、RWA（現実資産）向けのPerpプラットフォームのため、$24Mドルの資金を調達しました。General CatalystとJump Cryptoがリードし、Coinbase Ventures、Wintermute、GSRなどが参加しています。

OstiumはArbitrum上につくられていて、株式・コモディティ・FXなどの無期限先物をトレードすることができます。

オフチェーンの流動性を引用する価格モデルを採用し、すでに累計$25Bドルの取引量を処理しています。

今後はアメリカ国外市場への進出し、オフショアブローカーを使っている投資家層をターゲットに展開予定です。

Axisは、$5Mドルを調達しました。Galaxy Venturesがリードし、OKX Ventures、CMT Digital、Maven 11なども参加しています。

Axisは、デルタニュートラルの利回りプロトコルを開発しています。

最初のプロダクトは、ドル連動のUSDxで、裁定取引エンジンで利回りを生み出します。ビットコインやゴールドに連動した商品も続く予定です。

2026年1Qに、EthereumとPlasmaでローンチされ、トークンのパブリックセールも予定されています。

2023年3月に閉鎖されたクリプトフレンドリーなSignature Bankの元幹部たちが、新たな銀行「N3XT」を立ち上げました。

そしてParadigm、HACK VC、Winklevoss Capitalなどから合計で$72Mドルを調達しています。

N3XTは、貸出を行わない銀行、いわゆるナローバンクで、ブロックチェーンを使った即時かつプログラム可能なドル決済に特化しています。

預かり資産はすべて現金または米国債で1:1で裏付けられ、毎日開示されます。スマートコントラクトで24時間365日の自動決済ができ、すでに多様な業種のクライアントがいるそうです。

TrueNorthが$3Mドルを調達しました。CyberFundがリードし、Delphi Labs、SNZなどが参加しています。

「ファイナンス専用のAI」を開発していて、文脈の欠如や誤情報などを克服するAIを提供します。

熟練トレーダーの専門知識をAIに変換して、リアルタイムデータ、独自モデルを融合させ、個人投資家にもプロ並みの論理を使えるようにすることを目指しています。

元Citadelの人が共同創業したFinが、$17Mドルを調達しました。リード投資家はPantera Capitalで、SequoiaやSamsung Nextも参加しています。

Finは、もともとTipLinkという名前のプロジェクトで利用されていましたが、今後はステーブルコインを使ったグローバル送金アプリを開発する予定になっています。

受取側が、Finアプリ、銀行口座、クリプトのウォレットからどれが良いかを選べるようになっていて、数十万〜数百万ドル規模の取引にも対応します。

ユーザーからの手数料と、ウォレット内のステーブルコインから発生する利息収入で収益を得ます。

まだローンチしていませんが、輸出入の事業者とパイロットプログラムを予定しています。

Asgard Financeは、シードラウンドで$2.2Mドルを調達しました。ラウンドはRobot Venturesがリードしています。

またSolana上でDeFiプロダクト「Credit Backed Positions（CBPs）」をローンチしました。

CBPは、クレジットをベースとしたポジションをもつことができ、資本効率の高いDeFi取引ができるようになります。

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