現実世界資産のレバレッジ
#433 Bspeak! 2026年4月27日号
■ This Week in Crypto
1.3F, built on Morpho, raises $4 million to offer leveraged exposure to tokenized assets
Morpho上のプロトコル「3F」が、$4Mドルを調達しました。Maven 11がリードし、F-PrimeやGSRなどが参加しています。
3Fは、トークン化された現実資産(RWA)のレバレッジ投資をワンクリックですることができるプロトコルです。
資産の購入→担保化→借入→再投資を繰り返すループの処理を、裏側で自動化し、1回の決済サイクルで完了させます。
例えば、利回り6%のトークン化債券を4%で資金調達し、3〜5倍のレバレッジをかけると、理論上10〜14%のリターンになります。これにより、オンチェーン資本がトークン化ファンドを購入する明確な理由が生まれるとしています。
最初の対応資産は、AnemoyのCLOファンド「JAAA」をサポート予定で、2026年Q2にローンチを予定しています。
収益モデルは管理手数料とパフォーマンスフィーです。
2.Tether joins $8 million strategic funding round in RWA firm Kaio
RWA(現実資産)分野のスタートアップである Kaio は、$8Mドルを調達しました。
Tether や Systemic Ventures が参加しています。累計調達額は $19Mドル に到達し、これまでBrevan Howard、Karatageなども出資しています。
Kaioは、オンチェーンで伝統金融資産への投資を可能にするインフラを開発しています。具体的には、ブラックロックなどの大手資産運用会社のファンドにアクセスできる「利回り付きトークン」を提供しています。
今回の資金は、オンチェーンでのファンド流通インフラの拡張やアセットクラスの拡大に使われる予定です。
3.BetHog Raises $10M Series A to Bring AI-Powered Live Dealers to Operators
BetHogは、シリーズAで$10Mドルを調達しました。Will VenturesとRockawayXが共同でリードしています。
カジノ事業者むけにAIディーラーを開発しています。カジノ事業者はオンラインカジノでこのサービスを使うことができます。
すでにAIブラックジャックディーラー「Sunny」では、従来のライブディーラーと比べて10倍の高い人気があるそうで、今後はバカラやルーレットにも拡張予定です。
4.Payward to acquire Bitnomial, creating a fully CFTC-licensed derivatives platform
Payward (取引所Krakenを運営する会社) が、Bitnomial を最大 $550Mドル(現金+株式)で買収する契約を締結しました。評価額は $20Bドル となっています。
Bitnomialは、米国で初めてフルのCFTCライセンスを取得したデリバティブ企業で、10年以上かけて規制インフラ(取引所・清算機関・ブローカー)をもっています。
そこにKrakneの流動性やユーザ基盤を組み合わせて、米国でのデリバティブプラットフォームを作る狙いのようです。
AI×Web3インフラ企業のCluster Protocolが、$5Mドルを調達しました。DAO5がリードしています。
ユーザーの意図をもとにスマートコントラクトやアプリを自動生成するバイブコーディング環境を作っていて、アイデアからオンチェーンプロダクトまでを数分で実現することを目指しています。
すでに30万以上のウォレット接続、25,000以上のdAppsデプロイなどの実績があります。
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