■ This Week in Crypto
1.Ex-Revolut duo raise $2.3 million to build 'blockchain bank account' Bleap
元Revolut社員の2人が、ステーブルコイン決済アプリ「Bleap」を設立し、$2.3Mドルのプレシード資金を調達しました。Ethereal Venturesがリードし、Maven11やRobot Ventures、Alliance DAO、Consensys創業者Joe Lubin氏などが参加しています。
特徴としては、Mastercardデビットカードを通じて、実世界でステーブルコインを使うことができます。また手数料無料で2%のキャッシュバックがあるそうです。
アカウント抽象化(ERC-4337)を使ってガス代は肩代わりされるため、ユーザはガスレスで利用できます。またシードフレーズも不要です。
さらにUSDとEURのステーブルコインで13%ほどの利回りもついてくるようです。
2026年には独自トークンの発行も計画しています。
2.Rarimo’s Founder-only Vision Round
Rarimoは、$2.5Mドルを調達しました。Vitalik Buterin氏や、Celestia共同創業者、RiscZero共同創業者など、エンジェル投資家のみが参加しています。
ZK技術をつかった分散型アイデンティティレジストリを開発しています。
すでにRarimoの投票ツール「Freedom Tool」は利用実績があり、スマホでパスポートデータを自己管理し、ゼロ知識証明(ZKP)を生成して投票資格を証明する仕組みです。
さらに、分散型ソーシャルグラフを使ったプライベートなソーシャルメディアも開発しています。
「RariMe」アプリで、パスポートデータの管理やZKPの生成、トークン(RMO)を確保することができます。
Talus Networkは、$6Mドルを調達しました。Polychain Capitalがリードしています。
Talus Networkは、Protochain、Nexusフレームワーク、「AI Bae」の3つを開発しています。
Protochainは、SuiのMoveVMを使った高性能ブロックチェーン
Nexusフレームワークは、自律型AIエージェントを開発するためのツールキット
「AI Bae」は、TikTokアカウントと接続して、ユーザにあったAIキャラクター「Baes」を生成します。Baesは、ユーザーの興味に基づいてパーソナライズされた会話をしたり、Polymarketスタイルの賭けや、キャラクターのトークン化もできるようになります。
将来はTAIトークンの発行を予定していて、取引手数料やリソース配分、報酬に使用される予定になっています。
4.Kernel Secures Binance Labs Funding to Redefine Restaking on BNB Chain
Kernelが、Binance Labsから資金調達を受け、累計$10Mドルを調達しました。
すでにEthereumでのリキッドリステーキングKelpを運営していて、今後BNB Chainのリステーキングインフラを開発する予定になっています。
またKernelエコシステム全体(Kelp、Kernel、Gain)のガバナンスとインセンティブ統一のため、$KERNELトークンを発行予定です。
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