クリプトに特化したAIプラットフォーム「Surf」

Dec 14, 2025

ブリッジのプロトコル LI.FI が、シリーズAのエクステンションラウンドで$29Mドルを調達しました。今回のラウンドは、Multicoinがリードしています。

開発者やユーザーが、複数チェーン間でトークンを簡単に移動できるようにします。MetaMaskやPhantomなどのウォレット、BinanceやRobinhoodなどの取引所、ステーブルコイン発行体などに広く利用されています。

今後は、AIエージェントやステーブルコイン向けのツール、また（ユーザのintentを処理する）solver向けマーケットプレイスをローンチする予定になっています。

Paradigmが、ブラジル発のステーブルコイン企業「Crown」に$13.5Mドルを出資しました。

今年初めには$8.1Mドルを調達していて、Framework Ventures、Coinbase Venturesなども参加しています。

Crownは、ブラジルレアル（BRL）にペッグされたステーブルコインBRLVを発行していて、ブラジル政府の国債で100%裏付けされています。

すでに約$66Mドルの発行残高があり、新興国では最大規模のステーブルコインとされています。

現時点では機関投資家向けで、利回りを得る「キャリートレード」としてのニーズが高まっています。

プライバシー重視のEthereum L2である「Aztec」が、トークンセールで19,476 ETH（約$61Mドル）を調達しました。

今回のセールは、Uniswap Labsと共同開発した「Continuous Clearing Auction（CCA）」という新たなオークション方式で行われました。トークン生成イベント後には、Uniswap v4の流動性プールも立ち上がる予定です。

クリプトに特化したAIプラットフォーム「Surf」が、$15Mドルを調達しました。Pantera Capitalがリードし、Coinbase Ventures、DCGなどが参加しています。

ChatGPTなどの汎用AIがクリプトの誤情報を生むことが多く、トレーダーの損失に繋がるという課題を解決するために立ち上げられました。プリンストン大学と共同で行ったベンチマークでは、SurfはChatGPTやGrokより4倍優れているとされています。

現在の月額$15〜$399ドルのサブスクリプションモデルで、数Mドル規模の収益となっているそうです。

Pye Financeは、VariantとCoinbase Venturesがリードで$5Mドルのシード資金を調達しました。

Solana上で「ロックされたステーキングポジション」を取引可能にするマーケットプレイスです。

Solanaのステーキングポジションは通常は一度ロックされると、取引はできませんが、Pyeはこれをトークン化し、ステーキングされたSOLの元本と報酬を別々のトークンとして扱い、将来の報酬の売却やDeFiへの利用をできるようにします。

ニューヨーク発のスタートアップ「Cascade」は、Polychain Capital、Variant、Coinbase Ventures、Archetypeなどから$15Mドルの資金を調達しました。

Cascadeは、暗号資産、米国株、未公開企業のパーペチュアル取引をできるようにするプラットフォームを作っています。

ひとつの統合アカウントから複数市場にアクセスでき、銀行口座との直接入出金ができます。すでに招待制で一部ユーザーに提供されていて、一般公開は2026年初頭の予定になっています。

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