プロップトレーディング のプラットフォーム
#438 Bspeak! 2026年6月1日号
ポッドキャスト更新
先週に引き続き、ポッドキャストを更新しました。最近のクリプトについてです。
■ This Week in Crypto
1.Hyperliquid-based prop trading platform Hypernova raises $3 million in pre-seed funding
Hyperliquid上に開発されたプロップ・トレーディングのプラットフォームのHypernovaが、プレシードラウンドで$3Mドルを調達しました。
Lemniscapがリードし、Very Early Ventures、CMS Holdings、Pivot Globalなどが参加しています。
Hypernovaは、オンチェーンのプロップファーム(自己資金でトレードする企業)です。スキルのあるトレーダーに、資金を提供して、利益の一部をうけとるという構造です。
普通のプロップファームと違い、トレーダーへの即時の報酬支払いとオンチェーンでの透明さを特徴としています。
また、これまでの個人向けプロップファームの多くは、トレーダーの注文を実際の市場へ流さないため、トレーダーが利益を出すとそのプロップファームが自己資金で支払う必要があり、負担となっていました。そこでHypernovaではトレーダーの実力に応じて市場へ注文を流すかどうかを動的に判断する仕組みをもちます。
現在はクローズドアルファ段階で、250人のトレーダーが参加し、今後2か月以内に一般公開を予定しています。
ちなみに似たところでいうと、Krakenが去年プロップファームのBreakoutを買収し、先週それをつかったサービスをローンチしています。Kraken Propというサービスで、トレーダーは最大20万ドル(約3000万円)をKrakenの資金で取引することができ、利益の80〜90%を受け取ることができます。
2.Ripple, North Island Ventures back $6 million round for cross-chain platform Squid
クロスチェーンインフラを開発するSquidが、戦略ラウンドで$6Mドルを調達しました。North Island Venturesがリードし、Ripple、Dialectic、Borderlessなどが参加しています。
SquidはもともとAxelarエコシステム内でインキュベートされたプロジェクトですが、現在は独立したプラットフォームとして運営されています。これまでに100以上のブロックチェーンで累計$6Bドル超の取引量を処理し、400万件以上のトランザクションを実行しています。
今回の資金調達によって、一般ユーザー向けの新しいプロダクトをローンチする予定です。
現在のブリッジ・スワップ機能を超えて、複数チェーン上の資産へより簡単にアクセスできる環境を目指しています。
また、AIエージェント向けのクロスチェーン取引機能にも取り組んでいて、AIエージェントが自動でクロスチェーンスワップを実行できる仕組みも提供しています。
3.Aztec Labs Acquires ZKPassport
Aztec Labsが、プライバシー保護された本人確認サービス「ZKPassport」を買収しました。
年齢、国籍、人間であることなどを証明できる仕組みですが、個人情報を中央サーバーにアップロードする必要がありません。
個人データはデバイス外へ送信されず、必要な条件だけをゼロ知識証明として提示できます。
すでに実運用されていて、Aztecのトークンセールでは17,000人以上が利用し、Devconnectでもチケット配布に使われてました。
4.Today we’re excited to announce a $2M raise led by @improbableio.
オンチェーンのポートフォリオ・アシスタント「Otomato」が、Improbableリードで$2Mドルを調達しました。
ウォレットアドレスを貼るだけで、Ethereum、Arbitrum、Base、HyperEVMなど複数チェーン上のレンディング、LP、Perps、トークン、NFT、予測市場のポジションを自動検出し、関連イベントを通知してくれるものです。
アプリはiOSとAndroidで公開されています。
AIネイティブのライブ配信・予測市場プラットフォームK25.aiが、Nasdaq上場企業のNewGenIVF(NIVF)から戦略的投資を受けました。
NIVFはまず$2Mドルを出資し、最大$10Mドルまで追加投資できるオプションを持つことになっています。
K25.aiは、OKX元COOのAndy Cheung氏が率いるプロジェクトで、AI、ライブ配信、クリエイターエコノミー、予測市場を組み合わせたプラットフォームを目指しています。
例えばスポーツの試合など、リアルタイムのイベントに対して、ユーザーが予測に参加することができます。
将来的には「AI×予測市場」の分野での上場企業になることを目指しています。
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