オンチェーン株式発行インフラ
#422 Bspeak! 2026年1月26日号
分散型ソーシャルメディア
Neynarが、Farcasterを買収することになり話題となりました。NeynarはFarcaster上でインフラサービスを提供しているスタートアップで、Haun VenturesやUSVなどから調達しています。
Farcasterのプロトコルやアプリがシャットダウンされるわけではなく、Neynarのチームが今後も運営していくとしています。
そしてFarcaster創業者のDan Romero氏とVarun Srinivasan氏は、Farcasterの開発・運営から退き、調達した$180Mすべてを投資家に返金するそうです。
分散型ソーシャルメディアに関していうと、ほぼ同じようなタイミングでLensがMask Networkに所有権を移したという発表もされました。またBase Appもソーシャルよりトレーディングの側面を強くしていくとしています。
ここ2,3年でNFT、メディア、IPなど色々なユースケースが試されてきましたが、大きな成功はしなかったため、いったん金融ユースケースへのトレンドの揺り戻しが起きている印象です。
■ This Week in Crypto
1.Superstate raises $82.5 million Series B funding to expand onchain equity issuance infrastructure
オンチェーン株式発行インフラを開発するSuperstateが、シリーズBラウンドで$82.5Mドルを調達しました。
Bain Capital CryptoとDistributed Globalがリード投資家となり、Haun VenturesやGalaxy Digitalなど多数の投資家が参加しています。
これまでに累計で$100Mドル以上を調達していて、今後トークン化された米国債や、株式オンチェーン発行に事業拡大していくために使用されます。(発行はEthereumおよびSolana上)
開発しているプラットフォーム「Opening Bell」では、企業が株式を直接投資家に販売でき、投資家はステーブルコインで支払い、従来の株式と同様の権利を持つトークンを受け取ることができます。
すでにGalaxy DigitalやSharpLinkなどが、Superstateのインフラを使って株式をトークン化しています。
2.a16z CSX and Road Capital lead Cork’s $5.5 million seed round to make RWA risk tradable
Corkというスタートアップが、a16z CSX と Road Capital のリードで$5.5Mドルのシード資金を調達しました。
RWA(現実資産)のリスクをトークン化して取引可能にする「プログラマブル・リスク・レイヤー」の開発を目指しています。
資産運用者や発行者は、ステーブルコインやRWAの「償還リスク」や「デペグの可能性」などのリスクを透明化・価格化し、独自のスワップ市場を立ち上げることができます。
これによって、ステーブルコインやリステーキングトークンに対して、リスクを可視化し、比較や測定ができるようになります。
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