Cybercabに早速のってみました
先週TeslaのCybercabが、Austinで一般に使えるようになったので早速ためしてみました。
ハンドルやアクセルなどが一切ないので、足元などの空間が広く、リクライニングもできるので、かなりリラックスして移動することができます。また大画面があるので、YouTubeやNetflixなど見ながら移動することもできます。
さらに運転手がいない分、Uberと比べても安くつかうことができるので、使わない理由がありません。おそらく他の都市にも急速に広がっていくと思います。
Robinhood Chain、株式ペアのミームの盛り上がり
Robinhood Chainが大きく盛り上がっています。もともとはトークン化株式の取引を想定して作られたチェーンですが、いま盛り上がりを牽引しているのはミームコインです。
誰でもトークンを作れるローンチパッド「Pons」は、1日の収益が$5Mドルを超える日もあり、Pump.funを上回っています。
ミームコインが盛り上がっている理由の1つとしては、ミームコイン発行時に、「株式トークンを取引ペアにする」というものがあります。ETHやステーブルコインではなく、株式をペアにするというただそれだけです。
例えば、NVIDIAにちなんだ $AI (Artificial Inu)というミームコインは、NVIDIA株トークンとペアで作られていて、一時期は時価総額が$130Mドルを超えています。
そして株式トークンをペアにすると、その株式トークンがローンチ通貨になります。買い手は株式トークンで購入し、ミームコインのクリエイターが受け取る手数料も株式トークンで支払われます。つまり、ミームコインを作って株を稼ぐ、という体験になっています。
そのため、「トークン化株式の出来高が伸びている」という数字の真相は、ミームコインの売買が発生するたびにトークン化株式の取引量が積み上がっているからです。
ペア通貨を株式トークンにすることで、機能的にまったく新しい価値が生まれたとは言い難いですが、それで話題性をもち、盛り上がるのがミーム相場です。
ちなみにこの人気によって、Robinhood Chainのガス代も高騰しています。Blockworksによると、ガス価格の中央値は、なんとEthereum L1を上回りました。
今週の市場コーナー
BTCが20%以上あがった週から、2週間が経ちました。その後も価格を維持し、株や金よりも強さをみせています。Strategyも先週は買い側へまわり、$370MドルのBTCを買っています。
BTC価格をみると50週移動平均線にぶつかっています。前回のサイクルを参考にすると、このあとの数週間で調整が起きても、10%程度の下げでとどまれば(200日移動平均線である$69,500あたりを維持できれば)、すでに底をうった可能性はかなり高いと言えます。
来週以降のイベントとしては以下になっています。
9/11: 8月CPI(Fed判断を決めるであろうインフレ指標)
9/15-16: FOMC(利上げなら2023年7月以来初の引き上げ)
9/15: Clarity Actの上院採決予定
■ This Week in Crypto
1.Andreessen Horowitz Backs 24/7 Bank Built on Blockchain Rails
元MoneyLion創業者のDee Choubey氏などが立ち上げたOpenReserveが、a16z cryptoがリードする$25Mドルのシードラウンドを発表しました。Jump Capital、Coinbase Ventures、Acrew Capital、Wintermute Ventures、Quona Capitalなどが参加しています。
あわせて、米通貨監督庁(OCC)から国法銀行チャーターの予備的な条件付き承認を取得したことも明らかにしています。
OpenReserveは「24時間365日閉まらない銀行」を目指していて、トークン化預金やステーブルコインによる即時決済をします。営業時間に縛られず、どの時間帯でも取引できるようにすることを目指します。
特徴的なのは、CircleやPaxosのような信託ではなく、預金の受け入れや貸出ができる「銀行」をあえて選んでいる点です。預金・融資・デジタル資産のカストディ・トークン化預金に加え、GENIUS法に準拠したステーブルコイン発行子会社の設立も計画しています。
2.Stablecoin payments infrastructure startup Diameter Pay raises $10 million
Diameter Payが、シリーズAで$10Mドルを調達しました。CMT DigitalとLightspeed Factionが共同でリードし、SixThirty Ventures、Stellar Development Foundation、Tech Council Ventures、Onigiri Capital、BitRock Capitalなどが参加しています。
Diameter Payは、銀行やフィンテック、取引所向けに、ドルのバーチャル口座、国内・国際送金、ステーブルコインのオン/オフランプ、コンプライアンス機能をAPIで提供しています。
米国のスポンサー銀行(Portage Bank、SSB Bankなど)と提携することで、海外のフィンテックが自社の顧客に米ドル口座を提供できるようになる仕組みです。
今年に入ってからすでに$10Bドル以上の決済を処理していて、収益は決済手数料で得ています。
Polarisが、$1Mドルのエンジェルラウンドを調達したことを発表しました。報道によると、Ethereum Foundation、Fusion、Altitude、Liquity、LI.FIなどに関わる個人投資家が参加しています。
Polarisは、Ethereum上で「pETH」という利回りを生む担保資産を開発していて、分散型ステーブルコイン、合成資産、トークン化されたコモディティの裏付けとして使うことを想定しています。
このpETHを担保にしてミントするステーブルコイン「pUSD」はすでに準備しているようです。Liquityの思想を受け継ぎ、コアコントラクトは変更不可で管理者キーを持たない設計になっています。
4.Firelight raises $8 million, expands beyond XRP as it aims to make DeFi less scary for fintechs
Firelightが、$8Mドルを調達しました。gumi Cryptos Capitalがリードし、Maven 11、Metalayer、Joint Effects、Tribe Capitalが参加しています。
Firelightは、DeFiインフラ企業のSentoraがインキュベートした、DeFi向けのオンチェーン保険プロトコルです。
フィンテックがDeFiの利回り商品をアプリに組み込もうとしても、1回のスマートコントラクトのハッキングで顧客資金が消えるリスクがあり、しかも従来型の保険は支払いまでに数か月かかる、という点を解決しようとしています。
仕組みとしては、XRP(FXRP)などをステークして保険の担保にし、カバーされたポジションはNFTで表現されます。ハッキングが起きた場合、GFX Labs、Hypernative、Credora、Native、Cyfrinなど独立したリスク企業のコンソーシアムが3〜4日で判定し、担保の清算から支払いまでを10日以内に終えることを目標にしています。
担保はXRPだけでなく、ビットコインなど「それ自体は利回りを生まない流動性の高い資産」に広げていく予定です。
5.Felix Pago Raises $200 Million to Expand Into Financial Services
WhatsApp上で送金できるFélixが、$200Mドルを調達しました。報道によると、a16zがリードする$87Mドルのエクイティと、General CatalystのCustomer Value Fundによる$113Mドルのクレジットラインを組み合わせたシリーズCとなっています。
Félixは、米国在住のラテンアメリカ系移民がWhatsAppのチャットから母国に送金できるサービスです。裏側ではStellar上のUSDCで決済し、Bitsoと連携して現地通貨に変換しています。
アプリのダウンロードや口座開設が不要で、店頭で送金したあとにレシートをWhatsAppで送るという移民の行動に着想を得たそうです。
これまでに$8Bドル以上の送金を処理し、メキシコ、エルサルバドル、コロンビア、エクアドルなど11か国で利用されています。
今後は送金だけでなく、融資や貯蓄などの金融サービスに拡大し、日々のお金の判断を手助けするAIアシスタントも開発する予定です。
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