PhantomのCASH
solanaで人気のウォレットPhantomは、solana上のステーブルコイン「CASH」を発表しました。
またウォレットの新たな機能として、銀行口座やカードから資金を追加して、支払いや送金したり、キャッシュバック報酬なども追加されます。
さらにデビットカードも提供予定になっています。
■ This Week in Crypto
2020年のDeFiサマーの主役となったAndre Cronje氏が、新プロジェクト「Flying Tulip」を開始し、$200Mドルを調達しました。($FTトークンの評価額は$1Bドル)
Brevan Howard Digital、CoinFund、Lemniscap、Nascentなどが参加しています。
さらに今後、同じ評価額で$FTのパブリックセールをする予定で、最大$800Mドルを調達する計画だそうです。通常のセールと違い、出資者にはNFTの「PUTオプション」が付与され、それをバーンすれば、元本と同じ額で償還することができます。
調達資金はAaveなどのDeFiで運用され、その収益が$FTトークンの買い戻しに使われます。その他にも収益が出るごとに、$FTが市場で買い戻され、40:20:20:20の割合で、財団・チーム・エコシステム・インセンティブに再分配されます。
つまり、チームは先にトークンを持たず、成功した後にしか報酬を得られない仕組みです。
具体的に何をつくるのかというと、スポット取引、Perp取引、レンディング、保険、ステーブルコイン「ftUSD」といったDeFi製品を開発し、1つのプラットフォームに統合するようです。
Ethereum、Avalanche、BNBなど複数のチェーンに対応予定ですが、最初はSonic上でローンチし、ゼロ手数料での取引を提供します。
2.Announcing our $3M Raising, incubated by BASE
オンチェーンのオプション市場をつくる「BaseVol」が、シードで$3Mドルを調達しました。
Neoclassic Capitalがリードし、Altos Ventures、Virtuals Venturesなどが参加しています。
Baseによるインキュベーションプログラムで2位となり、支援を受けたことが成長につながったそうです。
プロダクトとして、当日満期のオプション「BaseVol.com」を展開して、個人投資家向けに、高レバレッジを提供しています。
さらに、ストラクチャー商品もあり、誰でも高度な戦略にアクセスできます。
来月には、自動運用のVaultのローンチを予定で、AIによるDeFiに注力していくようです。
3.Genie founder raises $5M for social trading app Share
NFTアグリゲーター「Genie」の創業者であり、後にUniswapに買収されNFT責任者を務めたScott Gray氏が、新たなプロジェクト「Share」で$5Mドルを調達しました。
Coinbase Ventures、Collab+Currency、Palm Tree Cryptoなどが参加しています。
この「Share」はSolana、Base、Ethereum上のすべてのオンチェーン取引をインデックス化し、リアルタイムで他人の取引履歴が見られる「ソーシャルトレーディングアプリ」です。
他人のウォレットをフォロー、チャート分析、トレードを同一アプリ上ですることができます。
4.Bitcoin lending platform Lava raises $17.5 million, launches new yield product
ビットコイン担保ローンのプラットフォームであるLavaが、$17.5Mドルを調達しました。
また同時に、利回り商品をローンチしました。ビットコインを担保に借り入れることができ、貸し出す側はUSDで最大7.5%の年利を得られる仕組みになっています。
複数トークンの担保を混ぜずに、ビットコインのみに特化している点が特徴です。
また、ゼロ手数料のビットコイン購入や送金、銀行口座へのオフランプ機能も備えており、ビットコインによるキャッシュバック付きカードも準備中とのことです。
🎙 ポッドキャスト
ぜひ今週分をシェアお願いします🎉
☕ Twitter: @CoffeeTimesTW
☕ バックナンバー: Substackのアーカイブからご覧ください。